捜査の推移見守る=鳩山首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は3日午前、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体をめぐる事件で、検察当局が小沢氏を容疑不十分で不起訴処分とする方向で検討を始めたとの一部報道に関し、「まだ憶測の域を出ていないし、仮定の話だ。今、大事なことは、検察の捜査が行われている最中だから、冷静に推移を見守る(ことだ)。私としては、その立場しかない」と述べた。首相公邸前で記者団の質問に答えた。 

【関連ニュース】
【特集】「陸山会」土地購入事件〜4億円「知人から預かった」〜
【特集】話題騒然 ファーストレディー
「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜
勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜
難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜

検察側冒頭陳述(下)「知能程度はむしろ高水準」 秋葉原殺傷初公判(産経新聞)
センター試験 追試験始まる 972人対象に 31日まで(毎日新聞)
<雑記帳>「塩竈の藻塩」の携帯ストラップ(毎日新聞)
連続不審死 埼玉の事件、35歳女を殺人容疑で再逮捕(毎日新聞)
<普天間移設>与党視察に戸惑う自治体「負担軽減は理解…」(毎日新聞)

2漁船「迷惑かける」と銃撃明かさず(読売新聞)

 北方領土の国後島沖で操業中の漁船2隻が、ロシア国境警備隊のヘリコプターから銃撃を受けた問題で、漁船の乗組員が第1管区海上保安本部(北海道小樽市)に対し、「(銃撃を報告すると)迷惑をかけると思った」などと説明していることが31日、わかった。

 1管や道によると、銃撃を受けた羅臼漁協所属の「第58孝丸」(19トン、7人)と「第63清美丸」(19トン、8人)の乗組員は当初、1管に対し、日露間の協定に基づく「安全操業」中に「ヘリから照明弾を放たれた」などと話し、銃撃には触れていなかった。

 しかし、2隻の船体から、銃撃を受けたような計20か所の跡が見つかったため、1管で改めて乗組員から話を聞いたところ、銃撃を受けたことを認めたという。

 1管では31日、乗組員立ち会いの下、再び船体調査と聞き取りを実施するとともに、2隻に積まれた衛星測位システムのデータを解析し、詳しい操業地点の特定を急いでいる。

 一方、同漁協は同日、組合員を集めた会議を開き、1日の操業自粛を決めた。田中勝博組合長は「2隻は安全操業海域内で操業していた。1998年に安全操業が開始されてから初めての銃撃で、ロシア側に厳重抗議したい」と憤った。道も外務省や水産庁などと調整した上で、1日にも在札幌ロシア総領事館に抗議する方針だ。これに対し、ロシア国境警備隊はヘリコプターから撮影した映像を公開し、国後島沖約1・5カイリ(約2・8キロ)で操業中の日本漁船2隻が停船に応じず、威嚇射撃の後に直接銃撃したと発表している。

明石歩道橋事故 元副署長を強制的起訴へ 検察審が議決(毎日新聞)
【新・関西笑談】火を噴くアーティスト(1)現代美術作家・ヤノベケンジさん(産経新聞)
<足利事件再審>可視化集会で菅家さんが講演 (毎日新聞)
カーナビ盗難、過去最多=自動車本体は6年連続減−地域と車種で明暗も・警察庁(時事通信)
パロマ工業などと初の和解=遺族に8600万円支払い−湯沸かし器中毒死・名古屋(時事通信)

【偽りの果てに 連続婚活詐欺・不審死事件】(中)焦る男性、巧みに籠絡(産経新聞)

 ■サイト→ブログ、一気に結婚話

 「危うく殺されるところだったんだ…」

 木嶋佳苗容疑者(35)が昨年9月25日に詐欺容疑で逮捕されるまで木嶋容疑者と同居していた男性(46)は当時を振り返り、こうこぼした。

  [表で見る]木嶋佳苗容疑者と死亡した男性たちとの関係

 殺人容疑での逮捕までに、6回にわたり詐欺や詐欺未遂などの容疑で逮捕されてきた木嶋容疑者。詐欺行為はいずれも結婚を“エサ”にしたものだ。

 どうやって男性らの心をつかんできたのか。

 男性と木嶋容疑者の出会いはインターネットの結婚相手紹介サイトだった。昨年8月末、木嶋容疑者の紹介ページを見た男性はメールを送ったところ、9月15日に木嶋容疑者から返信があったという。

 「メールありがとうございます」というあいさつとともに「ホームページを見てください」という一言。促されるままにのぞいた「かなえキッチン」というブログは、高級料理店で食事をしたり、料理学校で習った料理を自ら作ったりした話など、華やかで女性らしさがあふれる記述で埋まっていた。

 男性が「真剣なお付き合いができますか」とメールを送ると、すぐに「私も真剣です」。翌16日、男性が招かれたのは木嶋容疑者の自宅である東京・池袋にある高級マンションだった。初めて木嶋容疑者と対面した男性が「真剣に結婚を考えている」と告白すると、木嶋容疑者は「子供が欲しい。お菓子教室を開きたい」と将来の夢を熱く語り始めたという。

 「お菓子教室を開こうと思ったんだけど、うまくいかず借金ができたの。今住んでいる(池袋の)家も出ないといけないし」

 木嶋容疑者が男性に、こんな言葉で金の無心をしたのは、しばらく2人で話し込んだ後のことだった。

 「本当に困っているようだった」。同情し、自分の家に来るよう告げた男性は同17日に木嶋容疑者宅を再訪。引っ越しを手伝い、木嶋容疑者に求められるまま250万円を振り込んだ。

 まもなく男性宅に引っ越した木嶋容疑者は炊事、洗濯、掃除とかいがいしく働いた。「決してきれいではないが詐欺をやるようにも見えない」。男性は、さらに計200万円を木嶋容疑者に渡したという。

 「よくできている」と一連の手口を評するのは、結婚詐欺の研究を続ける大阪商業大学の谷岡一郎教授(社会学)だ。

 通常、結婚詐欺は女性がだまされるケースの方が多いが、一定の年齢を過ぎると、男性がだまされるケースも急増するという。「結婚歴のない独身男性は40歳を過ぎると老後を考え始め、焦りを感じるようになる」と谷岡教授。木嶋容疑者は、そんな男性を巧みに引き込んでいった。

 婚活サイトで自分に興味を持った男性に、アピールポイントを盛り込んだ自分のブログを見るよう促す“二段構え”で狙いを絞り込み、会ったその日に結婚話を持ち出す。谷岡教授は「最初に狙いを絞っているからルックスやスタイルは問題ではない。好意を持った女性が『結婚したい』と言ったら『信じる』というより『信じたい』

 だが、同居生活はすぐに終わりを迎えた。

 9月21日午後8時ごろ、千葉県警の捜査員が男性宅を訪れた。男性は警察署に連れて行かれ、そこで衝撃的な言葉を聞いた。「彼女は昏睡強盗をしているかもしれない」。さらに25日昼。今度は埼玉県警の捜査員が男性宅に姿を見せ、木嶋容疑者に任意同行を求めた。「大丈夫だから」と告げた木嶋容疑者はその夕方、詐欺容疑で逮捕された。家の火災報知機が外されていることに気が付いたのはその2日後。「(木嶋容疑者に)外されたということですね」

 逮捕から1週間。弁護士を通じ木嶋容疑者から手紙が来た。「私のことで(男性が)調べにあってすまないと思っています。今は心の支えになっています」

 “結婚の呪縛(じゅばく)”が解けた今、男性は手紙について問われると、こう吐き捨てるように言った。「何を言っているんだか…」

【関連:結婚詐欺・連続不審死】
パソコンから大出さんのメール消去 木島容疑者、証拠隠滅か
木島容疑者、犯罪に手を染めたその原点は…
「あの子のところに行って謝って」被害者遺族がコメント
「尽くします」メールは同一文面 木島容疑者、手当たり次第に送信
木島被告、6度目の逮捕は…婚活相手から四百数十万円

滞納給食費天引き、10年度は見送り=子ども手当で―首相、厚労相が一致(時事通信)
<贈呈式>毎日芸術賞、千田是也賞、毎日書評賞の受賞者祝福(毎日新聞)
<陸山会土地購入>小沢氏不起訴の方向で検討 東京地検(毎日新聞)
日中歴史共同研究報告書 妥協求めた政治的研究(産経新聞)
小沢氏進退、選挙最優先で判断を=野田副大臣が言及(時事通信)

元課長ら4人再逮捕=広島ガス子会社の架空取引−県警(時事通信)

 広島ガスの子会社「広島ガス開発」(広島市南区、現・広島ガステクノ)などで架空の仕入れや販売を繰り返す「循環取引」が行われていた事件で、3社から約8320万円を詐取したとして、広島県警捜査2課などは27日、詐欺容疑で元同社建装課長井村修児容疑者(52)=懲戒解雇=ら4人を再逮捕した。同課によると、4人とも容疑を認めている。
 ほかに再逮捕されたのは、パナソニック電工(大阪府門真市)の子会社「パナソニック電工リビング中国」(広島市、現・パナソニック電工リビング中四国)の元営業課長山本晶三(56)=同=、元建材販売会社役員藤岡義彦(60)両容疑者ら。 

【関連ニュース】
元巨人桑田さんの元義兄を逮捕=架空投資話で詐欺容疑
2千数百万詐取容疑で追送検=近未来通信元専務ら
「ふるさと牧場」社長に懲役12年=和牛商法詐欺
笹川氏孫名乗り、出資金詐取=「利子30%」とうそ、56歳女逮捕
電気カーペット116万点回収=異常発熱、床焼ける

<人事>最高裁(24日)(毎日新聞)
一宮西病院の身体拘束「違法でない」…最高裁(読売新聞)
空自の次期輸送機試作機、岐阜基地で初飛行(読売新聞)
陸山会の不動産保有、首相「普通の議員では無理」(読売新聞)
<7歳児虐待死>「ごめんなさい」の泣き声 背中、腕にあざ(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。